今日は随分と寝てしまったので、罪滅ぼしとして風呂掃除をした。
一か月ぶり？二か月ぶりか？いや、もっとか？
最近は抜け毛が多いので、排水溝の髪の毛はちょくちょくとっていたのだが、それ以外のことは全然していなかった。「風呂掃除しよう」と思いつつ、そのまま放置……。
ただ、僕はシャワーしか使っていないこともあり、排水溝がどす黒くなっていて、洗面器を置いていた部分の床が茶色くなっていた程度。
換気扇をずっと回していて乾燥させているため、雑菌やカビの繁殖が抑えられて、何か月も掃除していなかったとは思えないほどのきれいさだった。自慢することでもないが。
引っ越し前に住んでいたマンションの風呂場は酷かった。
僕が換気扇を回さずに扉を開けて湿気を逃していたのだが、それがいけなかったのだろう。もちろん風呂掃除を何か月もサボるものだから、地獄のような光景が広がっていた。
風呂場のあちこちが茶色く変色し、床は水をかけるとヌメヌメするし、排水溝からはコバエが湧いてくるし、さらには排水溝が詰まってゾッとすることもあった。
今なら「換気扇くらい回しておけばよかった」と思うのだが、実家が換気扇を回さずに窓を開ける派だったので、それが「正しい」と思っていた。思い込みは恐ろしい。
で、「このままだと、引っ越しのときに、敷金だけでは足りない」と思っていたのだが、幸い建物自体が取り壊しになったため、何のお咎めも無かった。敷金は全額戻ってきた。
ついでに、「どうせ取り壊すんだし……」ということで、風呂場にあった鏡などを剥がして引っ越し先に持ってきた。もちろん、大家さんの許可をいただいた上で。今でも、前に住んでいた部屋の鏡は大変役に立っている。
とりあえず、今住んでいるところの風呂場は地獄にしないようにするつもりだ。一昨年、大家さんの意向でリフォームしていただき、バランス釜（！）からユニットバスになり、とても快適な風呂場となった。これをドロドロのグチョグチョにしたら、さすがに罰が当たる。
だから、換気扇は回しっぱなし。風呂掃除もちょくちょく（1か月に1回程度）するようにしている。おかげで、床はヌメヌメしないし、コバエも涌かないし、排水溝も詰まったことがない。清潔にしておくことは大切だ。
風呂掃除に限ったことではないが、僕は家事、特に掃除が大嫌いだ。そのため、必要に迫られないと、本当に掃除をしない。その結果、必要に迫られたときには手遅れになることも……。
だから、家事をやってくれる人と一緒に住みたいのだが、そんな相手もいないし……。家政婦さんを雇うにもお金が無いし……。そもそも赤の他人を部屋の中に入れたくないし……。
結局自分でやるしかないのよね。
ただ、やはりどうしても掃除が大嫌いなので困るわけだ。掃除なんて、やったところで何も得られるものはない。精々「きれいになってよかったね」という一時的な喜びがある程度。そんなことのために自分の時間を使いたくない。
いろいろ考えながら、きれいになった風呂場でシャワーを浴びて、何となくいつもよりもさっぱりした。抜け毛がいつもより少なかった気がする（笑）
