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ハルノ晴『あなたがしてくれなくても』を読む

朝の4時頃に目が覚めたので、スマホをいじっていた。 広告にハルノ晴『あなたがしてくれなくても』があったので、無料で読めるところまで読んでみた。 あなたがしてくれなくても : 1 (アクションコミックス) 新品価格 ¥620から (2021/...
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【ラノベチャレンジ】平坂読『妹さえいればいい。』1巻を読む

本日より、さまざまな文章に触れ、自分自身が書ける文章の幅を広げるため、ライトノベルを読むことにした。「十代の若者たちがどんな文章を好むのか?どんな内容なら読まれるのか?」を研究する目的だ。とりあえず3冊買ったうちの1冊である平坂読『妹さえい...
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阿刀田高『鈍色の歳時記』を読む

本日、電車の中で阿刀田高『鈍色の歳時記』を読了した。 『鈍色の歳時記』収録の「水ぬるむ」については、以前感想を書いたので、今回は本一冊分の感想を書きたいと思う。 歳時記とは、俳句の季語を集めて分類し、解説と例句を加えた書物である。『鈍色の歳...
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津島佑子『逢魔物語』「菊虫」を読む

津島佑子『逢魔物語』を読んだ。読んだのは数か月前――。 『逢魔物語』は、高校時代から何年かに一度は読み直している、僕にとってはバイブルのような短編集だ。読み直すたびに新しい発見があり、印象に残る短編もそのときによって変わる。今回は「菊虫」を...
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阿刀田高『鈍色の歳時記』「水ぬるむ」を読む

阿刀田高『鈍色の歳時記』を読んでいる。季語をテーマにした短編集で、全体的にブラックな雰囲気が漂っている。中でも薄気味悪さがぴか一だったのが「水ぬるむ」だ。 ストーリーは、べろんべろんに酔った田伏が夜の砂浜で嘔吐し、それを章三が介抱しているシ...
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溺英恵「売れっ子漫画家×うつ病漫画家」第五話を読む

溺英恵先生の創作BLマンガ「売れっ子漫画家×うつ病漫画家」の第五話が公開された。 後に売れっ子漫画家となる上薗純(ペンネーム「望海可純」)が福田矢晴(ペンネーム「古印葵」)のマンガと初めて出会い、感銘を受けるシーンからストーリーは始まる。矢...
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阿刀田高『不安な録音器』「ぽっぺんを吹く女」を読む

小学高学年のときに読んだ阿刀田高『不安な録音器』の中でも、「ぽっぺんを吹く女」というタイトルははっきり覚えている。その懐かしさから、『不安な録音器』再読では、「ぽっぺんを吹く女」から読み始めた。 ぽっぺんとは、ガラスでできたおもちゃだ。別名...
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溺英恵「売れっ子漫画家×うつ病漫画家」を読む

溺英恵先生がpixivで公開した創作BL漫画「売れっ子漫画家×うつ病漫画家」を読んだ。Twitterのトレンドに入っていたので、何となくリンクをたどって読み始めたら、思いっきり感動してしまった。 BL(ボーイズラブ)なので、このジャンルに苦...
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阿刀田高『不安な録音器』「聖夜」を読む

阿刀田高『不安な録音器』の最初の短編は「聖夜」である。 舞台は島根県松江市。ストーリーの中でも少し出てくるが、『怪談』の作者として有名なラフカディオ・ハーン(小泉八雲)ゆかりの地だ。 ここは美しい町だが、どこかもの悲しい。 「私」は、初めて...
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阿刀田高『不安な録音器』「電話から」を読む

阿刀田高『不安な録音器』を読み終えた。 最後の短編は「電話から」。『不安な録音器』全体が「音」をテーマにしているが、「電話から」はタイトルの通り「電話の音」がテーマだ。電話といっても、現代風な携帯電話ではなく固定電話。しかも、作品の時代背景...